こんにちは。薬剤師のタコ🐙です。今回は趣向を変えて私のことについてお話します。
近畿地方在住の40代男性です。5月に娘が生まれ、妻と一緒に育児に奮闘しています。
高齢出産した女性の方のブログは時々拝見しますが、男性目線から書いたものはあまり見かけないと思いますので、私のブログがきっかけになって交流が深まればいいかなと思い、最近あったこと、苦労したこと、楽しかったこと・・・なんでも書いていきたいと思います。
最近は40代初産の家族も増えてきているようですが、ご近所さんは同世代ですが、未就学児がいるような家族はいないので、ちょっとした相談事などしにくいなと思っている次第です。このブログを見てくださっている人たちから意見をいただきたいです。
最近菅内閣が不妊治療が保険適用にすることを検討し始めたようで、進めるのだったら10年前には進めるべきだったと思うのですがねえ。現在でも助成はあるけれど、たくさん条件が付いていて、経済的に余裕ができないと挑戦することすら難しいですよね。
ご存知の方も多いとは思いますが、不妊治療にも一般不妊治療と特定不妊治療があり、一般不妊治療で妊娠すればよいのですが、特定不妊治療になると費用が数百万円にもなり、時期によっては毎日のように病院に行かないといけないことになります。生まれてからもお金がかかるのに何やってるのだろうという気になりますよね。健康保険が適用されるからまだ払えるかなと思える薬代がすべて自費になっているので、とんでもない額になってしまいます。自費なので、保険診療なら高額療養費制度で支払額に月額上限がありますが、それもありません。ただし、条件付きで補助はあります。
そのため、保険適応になるのは嬉しいことですが、それだけで少子化が解決するわけでもないと思います。高度経済成長期には当たり前だった、お父さんは朝から深夜まで働き、休みの日も仕事関係の付き合いをしなければならないという価値観がもっとなくなれば、もっと変わってくると思います。不妊治療が保険適応になれば医療費は有限なので以前から時々言われていることですが、風邪薬、ビタミン剤、鎮痛剤のはり薬、塗り薬といったOTC薬になっている薬は医療費削減のため保険適応から外される可能性がでてきます。
日本は夫婦と子供二人といういわゆる標準世帯が当たり前のような価値観に全体が覆われていて、そこから外れれば外れるほど、周りから変なプレッシャーのようなものが大きくなるような気がします。
標準世帯が一番多かったのは40年くらい前で、今は単身世帯が一番多いそうです。でも政治家の皆さんは時代の流れがよくわかっていないのか、自分たちはそうだからなのか、少子化担当大臣とか選任しても国民に還元される政策を打ち出してくれたことはなかった気がします。総理大臣が変わったとたんにできるのだったらもっと早くしてほしかった気がしますね。
いわゆる適齢期になると結婚しなければならない、独身でいようものなら、あそこの子はちょっと「難がある」から独身なのではないのかと見られたり、会社でも早く家に帰っても暇だから残業してと言われたり、独身だからという理由で出世できなかったりといじめにも似た処遇を受けることは今でもあるようです。なぜ独身が多くなってきたのかという疑問に対して、もっと掘り下げる必要があるのではないでしょうか。特に男性からすると収入が少なすぎても結婚できないし、多すぎても仕事が忙しいので、それを理解してくれる相手と結婚まで話が進むのが難しいように思います。私も36歳で結婚しましたが、結婚に至るまで苦労しました。
以下のリンクは20歳以上が対象です。
そのあとは子供を産み育てなければならない、夫婦二人だけでも幸せな生き方だったらそれはそれでいいと思います。もし子育てをしてみたければ養子という方法もありますが、血がつながっていないと愛情を注げるか、生みの親との関係など難しい問題があります。結婚という形だけではなく他の形を認める社会になっていけばいいですけどね。もしかしたら昭和の前半、第二次世界大戦直後、親のいない子たちがよその家の養子になることが珍しくなかった時代の方が多様な家族に対して寛容であったのかもしれません。社会全体がそのようになっていかないといけないので、すぐには難しいと思いますが、コロナ禍があり、いままでの働き方、暮らし方を見直そうという機運が高まっていて、外国出身の人たちが日本で定住する流れになっているので、人々の価値観も変わってくるかもしれません。
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