小学生の甥に薬剤師の仕事について取材を受けました。

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お薬

こんにちは。薬剤師のタコP🐙です、お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

夏休みに入る少し前に小学生の甥から、調剤薬局に勤める薬剤師の仕事についての取材を受けました。小学三年生の甥は学校の国語の宿題で「身近な人の職業についてレポートしよう」というような課題がでたそうです。

身近に、クラスのみんなにわかりやすく説明できる職業に就いている大人がいなかったというのもあるのですが、調剤薬局なら小学生でも病院を受診して薬をもらう時に何度かは、お世話になっているだろうということで調剤薬局の薬剤師の仕事を選んでくれたようです。

後から、彼の母親の話では、担任の先生に「僕は、薬剤師の仕事のついて書こうと思っています。」と言った時、先生は「大丈夫?できるの?」「薬剤師と言っても色々な働き方があるみたいよ。」と言われ、小学校の図書室に薬剤師の仕事についての本がなかったことや担任の先生自身も薬剤師について知らなかったこともあって、一度は、他を探すように言われたみたいですが、図書館に行くと、「薬剤師のひみつ」という子供向けの本が置いてあって、調剤薬局で働く薬剤師についての課題にすることにしたそうです。

とはいっても、何をおじさんに聞いていいかわからず、電話で2度3度くらいの取材が続きました。それもそのはず、子供に関わらず、大人であっても、どのような仕組みで薬を準備しているのか、カウンターの中の様子まではなかなか見たこともないのが当たり前であって、最初は想像できてない様子でした。

以下は彼がまとめたものを少し抜粋して載せています。

みんなが知らないことを教えてあげる

おじさんの調剤薬局では、薬は50音順に並べてあって、病院でもらった処方箋にそってその人にあった薬を揃えて渡してくれるそうです。(他の調剤薬局では、病気ごとに薬を並べている所もあるそうです)

トピックスー薬にも面白い名前の物がある!

病院の先生がわかりやすいような名前が付けられていて、うんちがでない時に飲む「ヨーデル」、痛みがとれて軽くなるから付けられた痛み止めの「カロナール」などがあります。

わかったこと

今まで当たり前のようにもらっていたお薬だけど、処方箋やお薬手帳を見て、間違いがないか、何度も確認して渡してくれています。またおくすり手帳は、これまで飲んだ大切な記録です。忘れずに持って行きましょう。

私のまとめ

私自身は、小学生のころにこのような宿題はなかったので、こちらとしてもどこまで伝えていいのかわかりませんでした。また小学3年生であまり難しいことは言えなかったのですが、小学校高学年だったり、中学生だったら、またちがう話もできたのではないと思われます。まだよくわからなくても自分の親以外の人が就いている職業について興味を持って調べるというのはとてもよい機会だったのではないかと思います。

発表を終えて、うんちがでないときに飲むヨーデルの話の時は、みんなが笑ってくれて、担任の先生も笑ってくれたと大喜びでした。彼や彼のクラスのみんなが、大人になるころには 薬剤師の仕事も大きく変わっているでしょうが、調剤薬局のしごとについて、小学生のみんなに知ってもらえたことは、おじさんとしては嬉しいです。

私が参考にした本です。

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