調剤薬局の倒産が過去最多になったことで薬剤師の働き方について

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薬剤師

こんにちは! 薬剤師のタコP🐙です。

先日調剤薬局の倒産が過去最多になったというニュースがありました。今年1月から11月までで倒産件数が26件になり、これまでの最多が17件で、過去最多になるそうです。これまで調剤報酬改定のたびに調剤技術料を減額され、算定要件も厳しくなる一方です。ニュースではコロナ禍により受診抑制がかかり、運営が難しくなったことが原因となっていましたが、それは確かに1番の原因ではあるとは思いますが、場所によっては人件費がかかるのに、技術料が減らされていることもひとつの要因と考えられます。

おそらく倒産しているのは1~数店舗の薬局であると考えられるので、倒産した件数だけでこの数なので、大手調剤薬局では採算が合わないところは閉店していることを考えれば、調剤薬局の軒数はこれからは減る一方と考えられます。

特に20代、30代の薬剤師さんにとってはこれからのキャリアを考えると薬局薬剤師のみで人生設計するのはリスクがありそうです。現在は管理薬剤師になったり、時間をかけて他店舗に手伝いに行ったり、期間限定で単身赴任したりしている方もいるでしょう。しかし、私が一番実感しているのですが、だんだん長時間勤務を連日続けることができなくなってきます。その時に自分が薬剤師以外に「引き出し」がないことに気づくのです。

現在極めて忙しいので、そのようなことを考える暇もない!という方もいるでしょう。しかし、この年末年始の時間のあるときに、もし薬剤師ができなくなったら、自分には何ができるか一度考えてみて欲しいのです。ほとんどの方は学生の時に趣味でこんなことをしていた、収入面を考えて薬剤師になったけれど、こんなことをしてみたかったということがあるのではないでしょうか?現在の職場と並行して将来の「引き出し」を作るためにおすすめしたいサイトがあります。まず副業として検討してみてはどうでしょうか?

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