赤ちゃんが生まれてからの人生観の変化

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赤ちゃんとの生活

こんにちは。タコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

今日は赤ちゃんが生まれてから変わったことについて。以前お話したように私たち夫婦は30代半ばで結婚していますが、子宝に恵まれたのは40代に入ってからです。赤ちゃんが生まれてから、物理的に変わったこともありますが目に見えない考え方、物の見方が変わりました。それについてお話します。

周りの具体的な変化

赤ちゃんと一緒に外出していると、声をかけられることが多いです。一度も話したことがなかったご近所さんから話かけられた時はびっくりしました。赤ちゃんがいると話しかけやすいということもあるのでしょうか。ベビーカーで歩いていると道を開けて下さったり、席を譲って頂いたり、皆さんの親切さに感謝でいっぱいです。私は大人になってからのこれまでの人生で赤ちゃん連れの人に親切にしてきた自信は全くありません。お恥ずかしい限りです。その優しさに甘えて当たり前にしてはいけないのですが。

私たち夫婦の変化

さて、昔から日本では子供を産んで1人前などと言われますが、この言葉は長年子供がいなかった私たち夫婦には一番聞きたくない言葉でした。子供がいなかったら一人前ではないのでしょうか。そう言われると数年前までの私たちは一人前でなかったことになってしまいます。子供が生まれて確かに世界は広がりました。知らないことがいっぱいあることを知りました。そして、親が自分のことは後回しにしながら一生懸命育ててもらったことも今頃になって実感することとなりました。人から言われてもその立場にならなければわからないものです。

独身なら結婚しないのかと言われ、結婚したら子供はまだかと言われ、一人目が生まれてから数年経ったら、一人っ子だったらかわいそうなどと周りから言われたりします。こういうことは男性よりも女性のほうが感じると思われがちですが、私も言われてきました。以前の記事でも書きましたが、夫婦子供2人の標準世帯が理想の姿のような日本中にあるのでしょうか。以下が関連記事になります。

結論

独身時代も夫婦2人の生活も世の中の平均モデルより長く経験した私としては、様々な形があっていいと思っています。私は結婚したかったので結婚しましたが、望んでいないのに周りから言われるからという理由で無理に結婚しなければと思う必要はないように思います。ですが、結婚に限らず、やってみると案外よかったと思うことがたくさんあるのも人生の醍醐味なのかもしれません。

我が家は高齢出産のため、娘は一人っ子で育ち、大学を卒業するころには私たち夫婦は60代です。もし私たちと同じように娘も40代で出産したらそのころには80代になっていることになります。ですので、妻は今から娘に「早く結婚するのよ」と言っているのです。そのころにはこの世の中が全く違う価値観になっているでしょうか。

私の周りには、子供を産まない選択をしている夫婦がいます。おたがい干渉せず、ほどよい距離感で生活しています。前述の子供を産んで一人前の話に戻りますが、子供を産んで楽しみができた一方で子供がいるが故の苦労をしなければならないことも事実です。同じように独身で生きるということも一人でしか味わえない楽しさがあるけれど、独身にしかわからない苦労もあるということを、子供のいない夫婦もまた一人前以上の苦労を強いられているかもしれません。多様性がすこしずつ認められ、コロナ禍も相乗して世の中が変わっている今、どうか良い方向に変わっていきますように。

皆さんの意見がありましたら、お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。

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