昭和なひな人形

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赤ちゃんとの生活

こんにちは!薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

昨年5月に娘が誕生し、生後8か月になりました。子供が生まれるまで知らなかった事ですが、子供の成長に合わせてたくさんイベントがあるんですね。

生後7日目のお七夜に始まって、1カ月のお宮参り、100日目のお食い初めに今どきは生後6か月目のハーフバースデーと、私自身が生まれたのは40年以上前なので、お祝いの仕方も昔と変わっていることもあって、刺激が大きいです。我が家の赤ちゃんは女の子なので3月に初節句をお祝いします。先日生まれたばかりだと思っていたのに、あれよあれよと月日は経ち、寝返りができて、ずりばいをしだし、ハイハイをするようになってイタズラもするようになってきました。本当にあっという間です。

さて3月3日のひな祭りですが、2月の初めにひな人形を飾りました。我が家は妻の実家に昔ながらの七段飾りがあり、組み立てるのが大変でした。昔の写真を頼りに並べました。それがないと人形の位置がわからなくなってしまうため、とてもありがたいものでした。

人形は一人一人、持っている小物が違うので写真に撮って保管していると並べるのがラクになります。
これはひな人形に付いているオルゴール 昭和と書かれています!

この7段飾りのひな人形は妻が生まれた時に妻の母方の祖父母から送られたものだそうです。40年以上も綺麗に保管されていてびっくりでした。7段飾りにはひな祭りの歌にもあるように、三人官女、五人囃子がいて、平安貴族の習慣が現在に残っていると考えると感慨深いものがあります。

以前からもお話しているとおり、私たち夫婦は随分長い間、妊娠せず、周りもあの夫婦は子供のいない人生になるだろうと思っていたので、このひな人形たちはいずれは処分されようとしていたのです。ですが、今回、娘が生まれて、娘に引き継がれることになり、処分を免れたひな人形たちです。

買い物で立ち寄ったショッピングモールの特設会場に設けられたひな人形たちは小ぶりで可愛く、こんな大きなひな人形は置いてありませんでした。コロナ禍とは言っても、孫娘の誕生に嬉しそうなじいじとばあばとママと赤ちゃんで見に来ている家族がたくさんいました。もちろん男の子の孫もかわいいのでしょうが、女の子には特段に色々買ってあげたいと思うんでしょうね。私たちは横を通っただけだったのですが、私たち夫婦にもそんな日が来ると嬉しいと思う一方で、何せ、今の年齢を考えると健康で長生きをせねばなりません。

現在は大きなひな壇に喜んでいる娘ですが、小学生くらいになってお友達の家にこんなかわいいひな人形があれば、欲しがるかもしれません。

7段のひな人形たちの収納ですが、和室の下の段の押し入れ下段を占領しています。40数年の前の物にしては、今のところは箱も綺麗なのですが、いずれは購入しようと思っているのが桐の収納箱です。

なるべく物は所有せずに身軽に生活したいと思ってはいますが、こういう受け継がれる伝統は大事にしていきたいと改めて思いました。いよいよ医療従事者に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。世の中が良い方向に進んでいきますように、普通の日常が取り戻せますように願いたいです。

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