こんにちは! 薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代から始まった3歳になる娘の子育てについて書いています。
親世代の子育てに対する認識
私の親世代は戦後すぐの生まれということもあって、男は男らしく、男子厨房に入らず、などの教育下で大きくなった世代で「結婚して子供が生まれても、お風呂に入れたり、オムツを変えたりするのは奥さんの仕事」という認識の人が多く、私の子供時代は子育ては母親を中心にという家庭が大半でした。
親世代からは子育てに対する価値観が変化
いざ、自分が父親になっても、模範にする父親像といったものが身近にない環境の中、手探りで男の育児というものに取り組んでいます。
我が家の場合は、夫婦2人共が40歳を過ぎてから親になりましたので、妻だけの体力では、持ちません。コロナ禍もあって、年老いた両親に頼むこともできず、何とか二人だけの力でやってきました。高齢出産は体力的にもたないと言われていますが、本当にそうですね。
妻は母親の姿を思い出したり、幼かった頃に遊びに行った先の小さな弟や妹のいる友達のお母さんの姿を思い出して、理想となる母親像といったものを思い起こしているようですが、男性の場合は、なかなか、父親と子供が関わっている場面に遭遇することもないですし、子供の頃もお父さんと友達が関わっている姿を目にした記憶もほぼなかったので、本当に手探りです。
私に限らず、リモートワークで家で仕事をするようになったり、会社での働き方のスタイルが変わって休日出勤がなくなったりと以前に比べて、父親と子供が関わる時間が増えているご家庭も多いのではないでしょうか。
先日、妻にこのようなことを言われました。
育児ができる男は仕事もできる男になるわよ!
と怒りながら言われました。やはり、私の父親世代と同じことをしていてはだめなのです。仕事もして、家事、育児も行う。それが妻の求める夫像ということなのですね。何なら、お給料さえもらえれば、仕事は程々に、家事育児を重点的にと思っている奥さんが私の妻だけではなく、多いのかもしれません。
また、こうもよく言われます。
しっかり見てあげて!
あなたは見ているようで子供を見ていない!
と妻の持論では、子育ては子供をよく観察することが大切だと言います。それは仕事でも同じで、年齢を重ねてくるとこれまでの経験が良くも悪くも働き、早とちりや思い込みで動いていることが多くなりがちで、確認できているようでできていないことが多いと。
子供と一緒にいる時、私は手持ち無沙汰に、ついつい携帯の画面に目がいってしまって、子供の方に目を向けていないことが多いようです。特別なことを教えなくても子供をよく見て目をかける…。子育てはそれだけで良いのかもと心が軽くなった会話でした。
妻の持論はどこから来たのかと尋ねると、図書館で借りた「佐々木正美の子育て百科 入園・入学前に親がしておきたいこと 大和書房」で勉強したとのことでした。
こちらの本は、児童精神科医の男性の先生が書かれている本で、色々なタイプ別に説明されていて、親の心が軽くなるようなことがたくさん書かれています。保育園や幼稚園の入園前でなくても、我が家のような1歳児でも充分にためになる内容です。男性の方が書かれているということで親しみやすく読みやすかったので、おすすめします。
|
コメント