40歳を前にして妻が決断した不妊治療③

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不妊治療

こんにちは。薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

30代半ばで結婚し、夫婦2人の時間を長く経て、現在は夫婦共に40代で6カ月の子供を育てています。妻が40歳になる前に不妊治療を決断しました。最終的に自然妊娠で妊娠したわけですが、妻の了承を得て不妊治療のことについて書いています。

前回までのあらすじ

前回と前々回、30代半ばで結婚したものの、すぐに妊娠することはなく、ゆっくりのんびり夫婦2人の生活を楽しんでいました。妻が40歳を目の前に「私、後悔するかもしれない」と突然言い出して、人工授精を数回行うのですが、妊娠には至らず、体外受精は治療を開始した妻の年齢が40歳未満の場合は通算6回、40歳以上の場合は通算3回までと補助金の申請に制約があったので仕事を辞めて体外受精に急ぎました…というところまでお話しました。続きをどうぞ。

妊娠までにしたこと

転院

妻は仕事も辞めて、体外受精に向けて万全の体制で望めるように一つ一つ着々と準備を始めました。まず、クリニックを変えました。一般人工授精まで通っていたクリニックも体外受精をしていましたが、土日も夜間も医師が一人で診察していたため、夜遅くまで順番を待つことになり、診察が終わったのが日付が変わることもありました。連日そのような時間まで診察しているからか、妻が言うにはお疲れのようで、うとうとしながら診察していたということもあり、どうせならたくさんの医師がいる大手の成績の良いところと思ったそうで、夫婦で見学に行きました。待合はホテルのロビーみたいで、ラウンジのような喫茶スペースが設けられて、付き添いの旦那さんはそこでパソコンを広げて仕事をしたり、診察の待ち時間に奥さんとおしゃべりしたりと、とてもいい雰囲気でした。いい雰囲気なだけにお金もそこそこ高く、1回の体外受精に検査や薬代、交通費、昼食代など色々含めて100万円になった記憶があります。

ですが、妻は機嫌よく通院していました。他に体外受精に向けてやり始めたことは鍼灸院に通うことでした。仕事をしながら、不妊治療を行い、鍼灸院にも通うのは無理なことだったため、仕事を辞めたら通いたかったそうです。もちろん、鍼灸の治療も良かったのでしょうが、女性の鍼灸師さんが色々話を聞いて下さったことが良かったようで、癒しの時間を持てるようになったそうです。鍼灸師さんの薦めで毎日自宅でも自分で三陰交というツボにお灸をするようになりました。



運動

もう一つ始めたことは、ウォーキングです。住宅街をグルグル、季節柄暑い時だったので朝1時間、夕方1時間歩き続けました。私も休みの日は一緒に行ったのですが、途中でトイレに行きたくなったり、電話がかかってきたり、足手まといなことも随分しました。計2時間のウォーキングに余力があれば、軽いスクワットのようなものをしていました。要は、下半身の血流を良くしていたそうです。

体外受精は失敗

そういう取り組みがあって望んだ体外受精ですが、採卵で採れた卵は一つだけ。幸いにも精子と結ばれたその卵は良い状態に進み、子宮の中に戻されたのですが、妊娠には至りませんでした。さあ、次、どうするか?1回の体外受精に先ほどもお話した通り、その他諸々も含めて100万円かかっています。採卵で卵は1つしか取れなかったので、凍結している卵もありません。何より妻は全力でコツコツ取り組んだので疲れ切ってしまっていました。

続きはまた、次回お話します。

皆さんの意見がありましたら、お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。

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