季節の変わり目に気を付けたい体調管理

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赤ちゃんとの生活

こんにちは。薬剤師のタコP🐙です、お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

今回は薬剤師で国際中医師の方が書かれた本「心がバテない食薬習慣」を紹介したいと思います。中国では西洋医学とは別に中国の伝統医学である中医学の専門家である中医師という資格があります。この本の著者は日本で薬剤師の資格を取ったのち、中国で日本の漢方の元となった中医学を修め、食と薬の両方の専門家の立場から本を書かれています。薬剤師は薬のことは詳しくても日常の生活習慣のことについてはあまり知らない場合が多く、特に食についての知識はあまりないように思います。そのため、一般の薬剤師からも参考になることが書かれているように思います。

私たち夫婦は、今現在、10カ月の娘を子育て中です。5カ月の終わりから離乳食が始まり、親の私たちも食についてとても関心をもつようになりました。離乳食は、この野菜は5カ月からあげてもいいけれど、これは、7カ月ぐらいからとか…、鉄分はビタミンCと一緒に摂るといいなど勉強することがたくさんで、ネットで色々検索しているうちに無農薬の野菜にも興味を持ち、届けてもらうことになりました。その野菜たちは、愛情たっぷりに育てられた様子でとても美味しいのですが、一つデメリットが…。それは、野菜の種類にもよりますが、傷むのがとても早いということです。1日未調理のまま、冷蔵庫で放置していたら、こんなに萎びるの?というぐらい、傷みの進行がとても早いのです。それだけ、スーパーで買っている野菜には農薬がかかっているということなのでしょうが、それからは、野菜が届くのに合わせて、食事の予定を組むことになりました。そんな野菜や食に興味を持ちだした時に出会った本が「心がバテない食薬習慣」です。

この本は、1週間ごとにその時食べると良いものが紹介されていて、とくに我が家の場合、3月から4月にかけて、暑くなったり、寒くなったりで夫婦で体調を崩しました。はじめての育児に疲れ果て、コロナもあり、そして今年はとくに三寒四温の温度差が激しかったこともあって、妻がダウンし、少し良くなったころに、次は私がダウンしました。幸いにも赤ちゃんは元気いっぱいで、本当にこれには救われました。

高齢出産をした夫婦は、もちろんですが、この春新生活をスタートさせた人におすすめしたい本です。薬を飲まないといけない段階になるまでに、食べ物で体調管理ができるのなら、これ以上のことはありません。よく、旬の物を食べたら体にいいなんて言うけれど、何でも揃う現代に実際の旬の食べ物って本当に理解できていません。妻にも質問してみたけれど、スーパーに目玉商品として並んでいる野菜?わかっているような、わかっていないような曖昧な答えしか返ってきませんでした。私たちが体調を崩した3月は、始めと終わりでダウンジャケットからスプリングコートと着る物も違って、ついつい忙しくしていると、薄着のまま、朝出勤して帰るころには寒くて…というのが多い季節ではないでしょうか。最近、ちょっと不調だなと思ったら、この本を開いて今週はタコと玉ねぎの組み合わせがいいのか、などとわかりやすい解説が掲載されています。また予防目的で今週のおすすめ食材で調理するのもいいかもしれません。

春に新しい環境に変わった人には、頼りがいのある人に見られたいなどと思いがちだけれど、4月はとくに自分に甘くし、失敗も多めに見てあげることとありました。

今後、娘の離乳食も進み、1歳を過ぎれば、親の食事を取り分けて食事をしていくことになります。保育園や幼稚園に入ったり、小学校に行ったりと、どんどん親の目の届かないところにいく子供に、食事を通して体調管理をしてやれたら、最高です。そんなに難しいことは書かれておらず、忙しい現代人向けに簡単にアレンジして取り入れられるアドバイスばかりです。

実際に以前、妊活に取り組んだ際にも夫婦で毎朝、小松菜とバナナ(ゴマ+レモン汁)のジュースを飲んだり、たんぱく質摂取の為に卵料理を食べたり、目的に合わせて食事を見直しました。これだけではありませんが、この努力は長年、不妊だったにも関わらず、妊娠に至っています。少しの知恵で改善されることもあるかもしれません。これから、5月を迎え、その先には梅雨の季節になります。季節に合わせた食事を取ってこんな時だからこそ、不調にならないように、また少しの不調の段階で、修繕し、改善されるような生活を送りたいものです。

最後に、旬の新鮮な食材を農家から直接買うことのできるサイトを紹介します。

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