年末年始の医療の備え

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お薬

こんにちは! 薬剤師のタコP🐙です、お薬のお話と40代から始まった1歳の娘の子育てについて書いています。

今年も年末になりました。昨年から我が家は子供が生まれ、1年が過ぎるのが以前よりも早く感じています。

年末のこの時期、駆け込み受診される方が非常に多いです。「前から痛かったけれど、行く機会がなくて年末、まだ病院があいている間に受診しておこう…」みたいな。普段かかっていない患者さんが年末最終日のしめ縄飾りも飾ってもう少しで病院をしめようか、という時間帯に駆け込み受診され、前のデータもないので、あわてて色々検査をして、とりあえずの薬を渡して帰って頂くというようなパターンが毎年、結構あるようです。受診科目にもよると思いますが、年始より年末の方が病院、クリニックの待合は多い印象で、年始始業日の方が実は、空いていたりします。ですが、人気の医師の診察日だったり、病院の立地や急患の患者さんが来たりすると、年始から待たされることになります…。また、いつも受診している曜日だからと受診すると、年始はいつもと違う医師になっていることもあるので確認は必要です。

先日、年末年始の帰省のついでに子供の靴をデパート買いに行こうと思い、「年末と年始だったら、どちらが空いていますか?」とデパートの方に聞いたら、「断然、年末の方が空いています」との回答でした。年始は、初売りやバーゲンで賑わい、大混雑するそうです。デパートと病院は逆でした。やはり、嫌なこと、気がかりなことは、年内に済ませておこうということですね。

念のために、年末年始の救急受け入れ指定病院の確認もお忘れないように。お住まいの地域の「市民だより」のような物に必ず記載されていますし、市町村のホームページなどでも確認できます。特に持病をお持ちの方や我が家のように小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、確認しておくと安心です。

また、近くのドラッグストアがいつから休みに入るかなどの確認もしておくと、もしものときに助かります。

以前、70代くらいの女性だったと記憶しているのですが、年末にご子息から、「危ないから、大掃除はしないように。」と言われていたのに、上の棚を拭こうと思って脚立の上に乗って、しかも長いスカートだったそうで、スカートのすそを踏んでこけてしまい…、骨折し、お正月は病院のベッドの上で過ごすことになったという方がいらっしゃいました。

大掃除はゴールデンウイークとシルバーウイークの辺りの年2回がおすすめです。その年のカレンダーにもよりますが、年末年始ほど、長い間、病院が閉まっていることはありませんし、水を使っても冷たくありません。

先日、妻が図書館でこのような本を借りてきました。「子どもを守る自然な手当て だれでもできるおうちケアの技」


妻は自然治癒力といったようなことが好きなようで、頭痛がある時はキャベツの葉っぱを頭にかぶって早々に寝床に入ります。普段は当たり前のようにお世話になることのできる医療ですが、コロナ禍に入ってからは、世の中的にも熱があると簡単に病院に行けないという何ともおかしな事態になってしまっています。今後も普段からの健康管理は、必須のようです。

この本のなかで、手軽にできそうだと思ったのが、「足湯」

風邪、食べすぎ、かんしゃく……

からだと心のあらゆる不調のもとを正します。

「 子どもを守る自然な手当て だれでもできるおうちケアの技」

大人6分、子供は3~4分で足の赤さがそろっていなければ、赤くなっていないほうの足をもう2分入れるとのこと。最後によくふき、水を飲んで終わりだそうです。早速、1歳7カ月の娘に行いました。気持ちよかったようで、最後は水遊びに変わりましたが。

お正月の時間があるときに足湯、なかなかおすすめだと思いました。年末年始は、美味しい物がたくさんあって、食べすぎになる可能性が高いですからね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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