薬学部生にも現場の薬剤師にもおすすめの本

記事内に広告を含む場合があります

薬剤師

こんにちは。薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

大学の教科書はどれもわかりにくい・・・

薬学部生の皆さん、高い教科書を買わされ、ただ目の前の試験に合格するために過去問に頼ってしまうという学生生活ではないでしょうか?この私もそのような学生生活だったので、大学生とはそのようなもの、という考え方もありますが、もう少しわかりやすい教科書はないものか、実務実習をより充実したものにできないかと考えたことは誰もがあると思います。そこで、今大学で学んでいることをより理解しやすく、より自信を持って実務実習ができるようにするためにおすすめの本を紹介したいと思います。それがメディックメディアという出版社の「薬がわかる」シリーズです。このシリーズは現在4冊あり、分野別に分かれています。

また、この本は薬剤師として現場で働いておられる方でも学びなおしたい部分がある時に役立つ本であります。薬局現場にある「治療薬マニュアル」や、「今日の治療薬」とは切り口が異なり、図解が多く、わかりやすいと思います。

すべてそろえることが難しいようであれば、現在、主に応需している診療科に関係する薬が掲載されているものだけでも購入すると役に立ちます。私も購入して普段の業務において処方意図がわからない時などに使うようにしています。

Vol.1は神経系に作用する薬,循環器系の薬,腎臓・泌尿器系の薬,漢方薬について書かれています。

Vol.2は糖や脂質代謝の薬,骨の薬・内分泌系の薬,産婦人科系の薬,血液系の薬,免疫、炎症やアレルギー系の薬,眼科の薬,耳鼻咽喉科の薬,皮膚科の薬について書かれています。

Vol.3は消化器系の疾患と薬,呼吸器系の疾患と薬,感染症と薬,悪性腫瘍と薬について書かれています。

Vol.4はVol.1~3と異なり大学の講義に登場するような薬力学,薬物動態学,相互作用,製剤学,薬剤の使用と実務について書かれています。

Vol.1~3では各分野での疾患のメカニズムをわかりやすいカラーの図解を用いて解説されています。密度が濃く、かつ内容がわかりやすく、大学の教科書と比べると価格が安いのもおすすめのポイントです。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました