高齢出産の準備にあたってしておきたいこと

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赤ちゃんとの生活

こんにちは!薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

私たち夫婦は30代半ばで結婚したものの子宝に恵まれず、40代に入ってから突然、妻の妊娠が発覚しました。ですので、体力の衰えを感じつつ、日々8カ月の娘の子育てをしているのですが、振り返ると妊娠までに随分時間があったため、色々なことに夫婦で取り組むことができました。コロナもあって、妊娠中から出産後、子育てに移行していくなかで、夫婦間での連携がとても大切に感じています。妻にも話を聞いて私たち夫婦が高齢出産を目指す前にしておいて良かった事をまとめましたので、参考にしていただけると幸いです。

①職場や自治会などの役員は済ませておく。

私たちの住んでいる所は自治体の役員が一年単位でくじ引きで決まります。一度役員になったことのある人は基本的には全部の住人が終わるまでやらなくてもいいという決まりになっていました。我が家の場合は妻がくじ引きで役員をひいてしまったのですが、結果的には、妊娠をする一年前に役員を済ませておいて良かったです。一度引き受けると当分はしなくてもいいというシステムがある場合は、先に立候補して大変な役回りは済ませておくと妊娠中も出産後もラクになると思います。

②乳がん検診

乳がん検診にはエコー検査とマンモグラフィ検査があって妊娠中はマンモグラフィ検査の受診はできないそうですね。エコー検査では、検出できないものもマンモグラフィ検査では発見できるものもあるとか。男性にはわからない領域ですが、産後の授乳中もマンモグラフィ検査はできないそうなので、X線を使うマンモグラフィ検査の受診を済ませておくことは、高齢出産を目指す上で不安材料を減らすという点では、必要なことかもしれません。そして男性も健康に気を付けて生活することを心掛けなくてはなりません。

③葉酸の摂取

我が家の場合は、葉酸はサプリメントではなく、小松菜のバナナジュースを作っていました。バナナ1本に小松菜、白ゴマ少々とレモン汁に豆乳か牛乳でミキサーにかけて夫婦で飲む。妊娠のためにというよりは、健康のためにといった感じで朝食に飲んでいました。しかし、今から思うと葉酸は水溶性ビタミンであるので、多めに摂取しても構わないため、サプリメントも必要だったかなと考えています。おすすめのサプリメントをご紹介します。

④ビタミンE(トコフェロール)の摂取

ビタミンEは血行を良くし、抗酸化作用があると言われています。また、不足すると不妊症の原因となることもあるようで、不妊治療の際にもビタミンEの薬が処方されていました。

⑤夫婦間での家事のシェアリング

ある程度の家事を夫婦でシェアできるようにやり方の統一とまではいきませんが、どちらがやってもだいたい同じになるようにしました。妻は予定帝王切開で手術日の3週間前から入院になったのですが、それまでにも出血をして絶対安静と言われたり、つわりなどもあって家にいても思うように生活できない日が続きました。高齢というだけでリスクであることは確かですし、産後頼れる人がいればいいのですが、コロナもあっても我が家の場合は夫婦2人で乗り切るしかなかったので、妊娠前に家事について話し合いをして、実際に家事シェアしていたことはとても役に立ちました。具体的には、料理も買い物も最低限にし、料理は簡単に焼く、蒸す、1週間の消費する量を把握し一度に行く買い物の量は基本的には決めていて、欲しいもののリクエストがあれば、それも買いますが、魚4切れ、豆腐2丁などと毎回同じくらいの量を買います。つまり、定番を決めて新商品の冒険はしないということです。高齢出産にかかわらず、絶対安静で入院となりベッドから動いてはならないとなったら、着替えを取りに行って家で洗い、また持って行くというのは家族の仕事になるでしょうし、やはりお産は家族、夫婦で乗り越えるものなのだと思います。

⑥お金の見直し

妊娠がわかって後悔したことは、もう少し貯金していれば…と思ったことです。月給の2割貯金できていれば優秀と言われたりしますが、大人2人ならもう少し貯金できていたかもと悔やまれます。赤ちゃんが生まれて衣類などはお下がりを頂いていたので、お金はかかっていない方ですが、オムツにミルク代、空調にかかる電気代、洗濯回数が多くなるので水道代などでも出費が多くなり、理想的な貯金は難しくなりました。制度が変わって幼稚園無償化などもありますが、大学卒業までにいくらぐらいかかり、その頃自分達は何歳になっていて、老後の資金との兼ね合いなどもシミュレーションしておくといいかもしれません。

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