柵なし育児

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子育て

こんにちは! 薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代から始まった3歳になる娘の子育てについて書いています。

我が家は、2階建ての1軒家で家の中に階段もありますが、キッチンに柵を付けませんでした、多くの小さなお子さんのいるご家庭では、柵を取り付けて、危なくないように対策を取られると思います。我が家ももちろん、最初はベビーサークルやベビーゲートを取り付ける予定でしたが、色々な理由で結局、柵なしで1歳8カ月まできました。

理由その①:キッチンからキッズスペースのあるリビングが見渡せない。

色々な物が死角になってキッチンからキッズスペースのあるリビングが見渡せませんでした。子供の状況がわからないまま、キッチンに立つのに抵抗があると、妻が言ったので、ベビーサークルは一旦保留になりました。

理由その②:ホットクックがあったから、何とかなった。

ベビーサークルを保留にできた理由には、心強い味方のホットクックがあったからです。ホットクックは、材料を切りさえすれば、スイッチ1つで調理してくれるので、子供がテレビを見ている合間や昼寝している時に材料さえ切っておけば、あとは、ホットクックが調理をしてくれるという有難い存在でした。

タコP
タコP

ホットクック導入でガス代が2千円程下がったのですが、同時に電気代も2千円程上がりました(笑)

ホットクックがなければ、何とかして、柵を設けていたと思います。ホットクックは、調理中、熱い湯気が出るので、子供の手の届かない所に置いています。

理由その③:子供の探求心を伸ばしたかった。

もう一つが子供の探求心を伸ばしたかったからというのがあります。ベビーサークルを購入するか悩んで、夫婦の考えがまとまらず、保留にしている時に、できるなら子供はキッチンに入って探検させるのがいいと専門家が話していたのを聞いたことがベビーサークルを購入しないと決めたきっかけになりました。それからは、危ないもの(チャッカマン、はさみ、包丁、電池(ボタン電池を使っているものも含めて)、フォーク、ナイフ、箸など)徹底的に手の届かないところに入れ替え、使っていない物は処分しました。

とはいうものの…

1歳前後でしょうか、後追いがあった時期は、しんどかったです。子供は泣くけれど、ベビーサークルがあれば、鍋料理とか、鍋料理とまではいかなくても、もっと座って食事ができたかもね…と妻は言っています。基本的には、子供と一緒に食事をするということを心がけ、邪魔されたり、用意が間に合わず、子供だけ先に食べさせ、キッチンで立ち食いということも多かったですが、その分、月に1度ぐらいの割合で「妻の息抜き外出」というのも設けていました。

でも、今から思うと、柵が必要だと心から叫んだのは、ほんの1時期でした。その時は、これがずっと続くと思ってしまっていましたが。

ワンオペの日は、妻がトイレに行く時は、後追いの最初のころは、泣いていたようなんですが、だんだんと彼氏のように(娘ですが)、ちょっと離れたところから、壁にもたれかかってトイレから出てくる妻を待つようになり、今では、「トイレに行ってくるから待っててね。」と伝えると、ちゃんとリビングで遊んで待っててくれるようになったそうです。

キッチン

先ほども述べたように、危ないものは徹底的に子供の手の届かないところに置きました。けれど、1番上の引き出しは届かないだろうと思っていても、子供の身長は伸びるので、2,3カ月もすると、背伸びすれば届くようになっていたり、必ず、途中の見直しが必要です。

シリコンの大きなスプーンやフライ返し、お弁当箱など、危なくないものは、引き出しに入れておいて自由に出し入れさせて遊ばせています。

テレビ周り

テレビ周りも子供が触りたがるものがたくさんあります。テレビ周りにもベビーゲートを設置されるご家庭が多いと思います。我が家のテレビボードは元々小さかったこともありますが、触らないように、テレビボードの前に3段ボックスを横にして置きました。

テレビ周りの触って欲しくないものは、三段ボックスでガードしています。
テレビ周り、横からはこんな感じです。遊んでいる時は、片付けず、好きなように散らかしています。

時々、登ってはいますが、登ったらその都度注意しておろすということを、今の段階では根気よくやっています。(その都度根気よく注意するって親としては、しんどいですが、他のことでも、ある日突然、やらなくなるということがあるので、わかってないだろうと思いつつも根気よく注意するって大事な事なんだと思います。)

階段

家の中の階段を登りに行こうとした時は、親も手を止めて、付き合いました。登りは、後ろからついて登り、下りは親が1段下に降りて、下に落ちないようにしました。外で遊んでいる時に結構な頻度で階段の練習をしていたこともあって、あまり怖い目には合わずにすんでいます。リビングのソファーも自由に登れるようにしていました。落ちても大丈夫なようにソファーの下に厚さ1センチほどのクッションフロアーマット(キッチン用)を念のために敷いていました。


自由に家の中をハイハイしていました。クッションマット、厚みがあって、使わなくなってもキッチンで使えるので、おすすめです。これに関わらず、使いまわしできる物は、いいです。

ソファーでは、飲食禁止に子供が生まれる前からしていますが、つかみ食べの時は食べ物を持ちながら、歩き回るということもあって、絨毯ではなくて、ビニール素材にして良かったです。今は、ソファーから器用に降りることができるようになったので、フロアーマットはキッチンで使用しています。

床に物を置かないメリット

床に物を置かないようにしていたおかげで、ロボット掃除機の導入もすんなりといきました。子供に付き合おうと思うと、家事はできません。そういう意味でも、乾燥機付き洗濯機やロボット掃除機は必需品だと思います。

洗面所もドアを開けて、リビングと一緒に掃除してもらっています。子供が昼寝している間に動かしています。エコバックスはルンバに比べると、お手頃価格です。

最後に

我が家の場合、死角でキッチンから子供が見えないということが理由で、ベビーサークルなどを設置せず、子供が自由に親から離れたり、近づいたりできる環境を選びましたが、ベビーサークルがある方が安心、安全な環境の方もいらっしると思います。ぜひ、色んな視点からベビーサークルがいいのか、ベビーゲートがいいのか、我が家のような柵なし育児がいいのかを調べ、考え、家族で話し合ってほしいいです。

ベビーサークルにも色々なタイプがあります。


洗えるのは、嬉しい。ベビーサークル↓


キッチンや玄関用のベビーゲート↓


柵なし育児にされる場合は徹底的に危険なものは、手の届かない所へ移し、知らない間に上の物が下に落ちてしまったということもあるので、物は最小限に少なく暮らすことをおすすめします。我が家の場合、高齢出産で待望の育児だったということもあって、親も子も今しかできない経験だと割り切れたということもあります。

ベビーゲート・ベビーサークルのレンタルもあります。購入するといらなくなった時に困ることがよくあるので、ご検討ください。

今回の記事が読者の皆さんのお役に立てれば幸いです。

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