「離乳食にみそ汁っていつから?」「みそはどのくらい入れていいの?」——大人と同じ鍋から取り分けたいけれど、塩分が気になって迷うことはありませんか。我が家が離乳食期に頼りにしていたのが、ホットクックで作る「具だくさんみそ汁」です。具材を切って内鍋に入れ、メニューを選ぶだけ。約30分の加熱中は放っておけるうえ、野菜がスプーンでつぶせるほどやわらかく仕上がります。この記事では、メニュー番号32で作る手順と、みそを入れる前に取り分ける方法、中期・後期・完了期のみその量(我が家の例)、保存とアレンジまでまとめました。
ホットクックの「具だくさんみそ汁」メニューとは
| 使用機種 | KN-HW10E(1〜2人用・1.0L) |
|---|---|
| メニュー | メニュー番号32「具だくさんみそ汁」 (メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→スープ→具だくさんみそ汁) |
| 調理時間 | 約30分 |
| まぜ技ユニット | 使用する |
| 分量 | 2人分(大人の分と赤ちゃんの分をまとめて作り、取り分けます) |
メニュー番号と調理時間は、KN-HW10Eのメニュー集(シャープ公式)に載っているものです。機種によってメニュー番号や作れる量が異なるため、別の機種で作る場合はお使いの機種のメニュー集を確認してください。
ホットクックの魅力は、作る人の腕に左右されにくいことです。料理経験の少ない私が作っても、料理教室に通っていた妻が作っても、同じように美味しく仕上がります。このみそ汁があれば、大人は温かいご飯と漬物くらいで十分満足できる、というのも助かったところでした。
材料(2人分)
| 材料 | 分量 | メモ |
|---|---|---|
| 好きな具材 | 200g程度 | 下の「月齢別によく食べた具材」を参考に |
| 水 | 400mL | 我が家の分量。公式メニュー集では「だし汁300mL」です |
| 昆布 または いりこ | 3g程度 | だしを入れなくても、野菜やきのこのうま味で美味しくできます |
| みそ | 大さじ1(約20g) | 加熱後に、取り分けてから入れます |
顆粒だしを使う場合は小さじ1/2が目安ですが、顆粒だしには食塩が含まれている製品が多いため、赤ちゃんの分には昆布やいりこ、野菜から出るうま味を活かすほうが安心です。きのこやタラを入れると、それだけで良いだしが出ます。
月齢別によく食べた具材(我が家の例)
| 時期 | よく食べた具材 |
|---|---|
| 中期 | 白菜、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも |
| 後期 | しめじ、大根、もやし、小松菜、さつまいも、豆腐、卵 |
初めて食べる食材は、1さじずつ様子を見ながら試すのが基本です。豆腐(大豆)や卵など、アレルギーの原因になりやすい食材は、何かあったときにすぐ小児科を受診できる時間帯に試すと安心です。
作り方
- まぜ技ユニットを本体にセットする。
- 具材を切る。大根・にんじんなどの根菜やいも類は薄切りにすると、やわらかく仕上がります。
- 内鍋に具材・水・昆布(またはいりこ)を入れる。みそはまだ入れません。
- メニュー番号32「具だくさんみそ汁」を選んでスタート。約30分で加熱が終わります。
- やけどに気をつけて、赤ちゃんの分を先に取り分ける。そのあと、別の器で溶いたみそを大人の分に回し入れる。
豆腐や卵は、加熱が終わったあとに入れて、延長で2〜3分加熱します。赤ちゃんに卵を食べさせる場合は、白身も黄身も中までしっかり固まっていることを確認してください。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、卵は固ゆでした卵黄から始め、全卵へ進めていく流れが示されています。
離乳食のみその量はどのくらい?(我が家の例)
「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳を始めたばかりの時期は調味料は必要なく、進み具合に応じて使う場合も素材の味を活かした薄味にするよう示されています。我が家では、みそ大さじ1をお湯大さじ1で溶かしておき、大人用に入れる前に、赤ちゃんの分に次の量を加えていました。
| 時期 | 赤ちゃんの分に加えたみそ |
|---|---|
| 中期 | 入れない(だしと野菜のうま味だけ) |
| 後期 | 溶いたみそを大さじ1/4程度 |
| 完了期 | 溶いたみそを大さじ1/3程度 |
あくまで我が家の例です。お子さんの食べる量や、その日のほかの食事の味付けに合わせて加減してください。
みそは甘みのある麦みそを使っていました。文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)」で比べると、麦みそは一般的な米みそ(淡色辛みそ)に比べて、100gあたりの食塩相当量がやや少なく(10.7g/12.4g)、食物繊維がやや多め(6.3g/4.9g)です。ただし「麦みそなら塩分を気にしなくていい」わけではないので、量は上の表のように控えめにしています。
冷ます時間がないときや、うっかり大人用にみそを入れてしまったときは、お湯で薄めて調整できます。アレルギーの心配がないことを確認できていれば、豆乳や牛乳で薄めるのもおすすめです。なお、牛乳を飲み物として与えるのは1歳を過ぎてからが望ましいとされていますが、料理に少量使うことはできます。
余ったみそ汁の保存とアレンジ
余ったみそ汁は、直火にかけられる野田琺瑯の容器に入れて冷蔵庫で保存しています。冷ましたあと、そのまま冷蔵庫に入れて、翌日に温め直せるのが便利です。
ただし、赤ちゃんに出す分は、冷蔵なら当日中を目安に使い切り、温め直すときは全体がしっかり温まるまで加熱するようにしています。日をまたいだものは大人がいただきます。
少しだけ余ったみそ汁は、豆乳とうどんを入れて「豆乳うどん」にしたり、豆腐と水を足して湯豆腐風にしたりと、アレンジもしやすいです。子どもが食べてくれなかったときは、みりんと料理酒を少し足し、鶏肉や鮭の切り身を入れて大人用の「みそ鍋」にすると、これもまた美味しいです。
手づかみ食べやイヤイヤ期にも助けられました
離乳食期の娘は、この具だくさんみそ汁が大好きで、野菜をモグモグ食べていました。手づかみ食べの時期は具だけを取り出して手でつかめるように出し、汁はお食い初めでいただいた赤ちゃん用のお椀で、介助しながら飲ませていました。そのおかげか、コップ飲みもいつの間にか自分でできるようになっていました。
1歳8か月ごろにイヤイヤ期に入りかけ、野菜を嫌がるようになってからも、具だくさんみそ汁なら汁だけでもすすってくれました。野菜のうま味が溶け出した汁を飲んでくれるだけでも、「野菜を食べさせなくては」というプレッシャーが少し軽くなった気がします。
我が家の場合、野菜の具をよく食べていた時期は便秘で悩むことが少なかったのですが、これには個人差があります。赤ちゃんの便秘が気になるときは、以下の記事もあわせてご覧ください。
ホットクックで作れる、ほかの離乳食
みそ汁のほかにも、ホットクックで作れる離乳食はたくさんあります。あわせてご覧ください。
ホットクック本体の使い心地やサイズ選びについては、こちらのレビューにまとめています。
【薬剤師パパが本音レビュー】シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW10G|腱鞘炎の夫婦と赤ちゃん育児を救った1.0Lサイズの実力
大人のごはんを取り分けて赤ちゃんごはんにする考え方は、こちらの本も参考にしていました。
離乳食の進め方や食材の選び方に迷ったときは、自治体の離乳食教室や小児科、かかりつけの薬剤師にも気軽に相談してみてください。