40歳を前にして妻が決断した不妊治療④

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不妊治療

こんにちは。薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

30代半ばで結婚し、夫婦2人の時間を長く経て、現在は夫婦共に40代で6カ月の子供を育てています。妻が40歳になる前に不妊治療を決断しました。最終的に不妊治療では妊娠に至らず自然妊娠で妊娠した話を妻の了承を得て書いています。

①~③までの話は、30代半ばで結婚したものの、すぐに妊娠することはなく、ゆっくりのんびり夫婦2人の生活を楽しんでいましたが、妻が40歳を目前に「私、後悔するかもしれない」と突然言い出して、人工授精を数回行って失敗だった後、クリニックを変えて体外受精へと進みました。1回の体外受精に万全の体制で望んだものの、妊娠には至らず…次どうするか?続きをどうぞ。今回が最終回になります。

仕事も辞めて、鍼灸院にも通い、ウォーキングも頑張って生活を整えて望んだ体外受精ですが、結果は妊娠に至らなっかったので、妻はこの結果を受けてもう次はしないと決めていたそうです。この時はもう40歳になっていました。少し前に「私、後悔するかもしれない」と言い出したのは、妻としては治療はしたくないけれど、このまま自分の意志を推し進めていいものか、これは自分のわがままなのではないかと悩んだ末の言葉だったようです。やはりそこは、独身の身ではなく、夫婦2人の問題であり、昔でいうなら親族やご先祖にも関わる大きな問題だと捉えたようで、私の家は後継ぎを必要とする家柄ではないのですが、私のことも考えてくれた上での決断だったようです。妻は体外受精までしたのだからもう終わりにしたいと言ったので、私は何も言いませんでした。

そんな中、まだモヤモヤしていたのか、妻はもう一度、市の保健センターの不妊相談に行きました。そこでアドバイスして下さったことは、あともう少しやってみたら?ということでした。「体外受精を1回で終わらせるのはもったいない。3回やって、もう私、充分な努力をしました。子供を授からなかったのは私が悪いわけではありません。神様が悪いんです。と胸を張って言えるぐらいの努力をしておかないと本当に後悔するよ。今日が一番若いんだから。」確かに年齢はお金では買えません。やるだけのことをやって妊娠に至らなくても、またそこから第2の人生を好きなことで開花している方はたくさんいらっしゃることをお話下さったそうです。

そういうわけで、いつするかは決めずにあと2回、体外受精をすることだけを決めて体調を整えることに尽力を尽くしました。しかし、あと200万円も消えていくのかと思うと…。それで夫婦揃って心の整理ができるのなら、と話していた矢先に妻の妊娠が発覚しました。何が良かったのか神様のお計らいなのか何なのかよくわかりませんが、現在は40代で体力がない中、なんとか二人で育児を頑張っています。1つだけ言うなら、夫婦の間で話し合いに話し合いを重ねてきたことは、その後の育児をするうえで連携が取れているように思いますし、妊娠に至らなった人生だったとしても妻と二人で協力し合って楽しく生きていたんじゃないかと思っています。

今回で我が家の不妊治療の話は終わりです。最後まで読んで下さって有難うございました。

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皆さんの意見がありましたら、お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。

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