絵本に学ぶウイルスと共存する暮らし

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赤ちゃんとの生活

こんにちは。薬剤師のタコp🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

ホットクックで日持ちする煮物を作っておせち料理として食べたのですが、もう少し贅沢なものも食べたいと思い、元旦にスーパーへお寿司を買いに行ったら、売っているものは正月用品なのに、店内は節分の予約販売の放送が流れていて、三が日ぐらい、正月気分でいさせてくれよ!と思いました。今年の節分は2月2日だそうですね。例年は2月3日ですが、暦のずれの影響で2月2日になるのは明治30年以来124年ぶりだとか。

正月も終わり、気を引き締めて生活せよと言わんばかりに2回目の緊急事態宣言が出されました。冬になると感染は多くなると、専門家が口を揃えて言っていたのに、もう少し前から色々なところで何か手を打っていれば、ここまで逼迫した状態にはならなかったかもしれません。

先日、赤ちゃんに読んだ本「おふくさんのおふくわけ」という絵本は、鬼が食べ物をよこせと登場するのですが、おふくさんたちが一本しかないサツマイモを鬼と一緒に料理して鬼と一緒に食べる話でした。鬼に自分たちの少ない食材を全部上げるのではなく、分け与えます。おふくさんたちのほうが何枚も上手で鬼を褒め上げておふくさん達のペースに巻き込んでいくのです。

今年の節分はいつも以上に無病息災を祈って「鬼は外、福は内」としたいところですが、なかなか敵は手強く、変異種と言われるように形を変えてあの手この手と侵入しています。私たちもウイルスの支配下からウイルスと共存する生き方にシフトできないものなのでしょうか。

最近のCMでは、除菌、殺菌などの商品ばかりで言葉の意味は異なるのに混同してしまっているように感じます。今一度、整理したいと思い、似た意味の言葉の比較表を下に示しました。

  • 除菌…菌やウイルスを取り除いて数を減らすこと(ウェットシートや洗剤などの商品があります)
  • 抗菌…菌を増やさないようにすること(おもちゃや便座、手すりなど多くの物に使われて菌が住み着きにくい環境を作っています)
  • 殺菌…菌を減らすこと(消毒剤や薬用石鹸などに使われています)
  • 滅菌…菌やウイルスといった微生物を限りなくゼロに近づけること(医療現場の器具や注射器などで使われています)

メディアであまり言われないのが不思議ですが、手洗いは石鹸で泡がでるくらいこすり洗いをし、流水でしっかり洗い流した後、ペーパータオルもしくは清潔なハンカチやタオルで水分をしっかりぬぐい取ることが大切で菌は濡れているところに付着しやすいです。手はきれいに洗っても、そのまま手を振って自然乾燥させていたりしませんか。

絵本の話に戻ります。「おふくさんのおふくわけ」の本には話の中に出てくるおにまんじゅうの作り方も掲載されています。妻の妊娠中から我が家で大活躍したホットクックには、蒸す機能も付いており、実際にホットクックで妻がおにまんじゅうを作りました。まだ娘は7カ月なので、食べれませんが素朴でどこか懐かしくお子さんのおやつにぴったりの味でした。我が子もあっという間に一緒におやつ作りする年齢になるのでしょうか。絵本に出てくる饅頭を実際に作って食べる事ができるなんて子供にとっては最高ですよね。

ホットクックで蒸したおにまんじゅう

7カ月の赤ちゃんでも鬼が登場する場面には、喜んで読み聞かせを聞いています。この絵本は2、3歳の子供向けの絵本のようです。節分の朗読会などでは大人向けにも使用されているみたいで、大人も楽しめます。なかなか一緒に分け合って食べる事のできないご時世ですが、絵本の世界だけでもほっこりできたらと思い、節分に読みたい絵本「おふくさんのおふくわけ」を紹介しました。

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