産前産後の夫婦の心の状態

記事内に広告を含む場合があります

赤ちゃんとの生活

こんにちは。タコ🐙です。今日も子育ての話にします。昨日ご紹介した育児本「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て 高橋孝雄 マガジンハウス」にも「孤独な育児に疲れてきたら、SOSを発してください。」というページがあります。私たち夫婦は40代を過ぎてから子育てをしています。周りに同じように子育てしている人がいればいいのですが、両親は高齢、友人は子供に手がかからなくなっているなど、孤独になりやすい環境にあります。

最近あったこと

少し前の休日に妻の方から、「赤ちゃんと少し距離を置きたいので一人でランチに行かせてほしい」と申し入れがありました。妻は近所の子育て世代が多く行くショッピングモールではなく、静かで子供があまりいない商業ビルをランチの場所として選びました。お昼前に出かけていき、2時間程で帰ってくる予定だったようですが、帰って来たのは暗くなる少し前でした。やっぱりこういう時間は必要だと言っていました。

産前にもこのような事がありました。妻はつわりがひどかったため、つわりを理由に仕事も退職してしまい、ほぼずっと家で寝ていました。そのころ私の職場には、妊婦さんがいました。彼女は普通に働いていました。家に帰って職場の妊婦さんの話をしていると、ある日、妻が比べないでほしいと言い出しました。

産後うつという言葉はよくニュースなどで耳にしますが、妊娠出産でホルモンバランスが大きく変わり、精神的にバランスを崩すということを知りませんでした。マタニティーブルーとも違うことも知りませんでした。マタニティーブルーは一時的なもので、産後うつというのは何カ月にもわたって続くものであることだそうです。定期検診は赤ちゃんの発育が順調であるか確認するのと、お母さんも生活環境が急激に変わる中、適応できているかどうかを確認する場でもあるそうです。ですが、妻の話では実際は退院時と1カ月検診でアンケートに答えただけだったと言っていました。妊娠出産はハッピーなことしかないと思っていましたが、妻が妊娠し出産するなかで少しずつ周りのケアーが必要であることを理解しつつありますが、今でも100%理解できているかと言うと、恐らく20%くらいしかわかっていないんじゃないかというのが正直なところです。これは、妻本人も妊娠がこんなに孤独と思わなかったと言っています。

産後うつについて

産後うつは性格的に完璧主義の人、うつ病の既往がある人がなりやすいといわれています。また、女性ほどの割合ではありませんが、家庭環境が変わることにより、男性も産後うつになる人もいるそうです。なかなか思い通りにはいかない赤ちゃんを相手に自分の努力だけではいかないところがたくさんあり、仕事ができる人ほど金銭を得る仕事とは異なる性質があるため、これまでの人生経験が役に立たないことから、産後うつのリスクが高くなるのでしょうか。また、産後クライシスという言葉もあるそうです。出産後から2~3年の間に夫婦仲が悪化するという現象のことだそうです。

かつて勤めていた職場で産後うつがきっかけで離婚された方がいらっしゃいました。仕事はよくできる方でしたが、責任感が強すぎてなんでも自分で抱え込んでしまうような方でした。

核家族化の中で一つの解決策

我が家はファミリーサポートに登録しています。ファミリーサポート・センター事業といって国が主体となっている事業で、市町村単位で行われているようです。低価格で事前に契約した近所の子育て経験のある方に1時間から預かってもらえる制度です。預ける理由は仕事でなくても、病院に行くためでも、外食したいからでも、ゆっくりしたいだけでもいいのです。まだ私も新米パパでわからないところも多いですが、子育ては長期戦なので疲れてしまわないように心がけたいです。

皆さんの意見がありましたら、お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました