医薬品の種類,セルフメディケーション税制について

記事内に広告を含む場合があります

お薬

こんにちは。薬剤師のタコ🐙です。

皆さんは、お薬と聞くとどのようなものを想像するでしょうか?

病院などで処方してもらうものからお薬屋さんで購入するものまでありますが、たいていは病院で処方される薬を想像する方が多いのではないでしょうか。

大きく分けて医薬品と従来の薬局、ドラッグストアだけではなく、コンビニやスーパーでも購入できる医薬部外品に分けられます。医薬品は処方箋がないと手に入れることができない医療用医薬品とドラッグストアなどで購入できる薬(OTC医薬品)に分けられます。

医療用医薬品とは処方箋が必要なものになります。その中でも処方せん医薬品とそうではないものがあります。

OTCとは市販薬はかつて薬剤師からカウンター越し(Over The Counter)でしか買えなかったため、OTCという名称が付いています。OTC医薬品は現在は直接手に取ることができない要指導医薬品と第1類医薬品、手に取ることのできる第2類医薬品と第3類医薬品があります。また、第2類医薬品の中でも使い方を間違えると副作用が出やすいため、説明書をよく読み、飲み方に注意すべきものは指定第2類医薬品と呼ばれます。これらの分類は外箱に書かれています。要指導医薬品と第1類医薬品は薬剤師による文書の説明が必要であるため、薬剤師がいない店では購入することができません。

以下の図に示します。

OTC医薬品は効かないというイメージがありますが、最近は処方箋医薬品だったものがOTC医薬品として売られているものも増えてきました。このようなものを中心に以下に示すマークが箱に付けられています。

このマークが付いているものは領収書を保存して確定申告をすれば、一定条件のもとで所得税が戻ってくることをご存知でしょうか?これをセルフメディケーション税制と呼んでいます。1年間に1世帯12000円以上の購入が条件となり、医療費控除のどちらかしか使えないという制約はありますが、病院にかかりづらい状況の現在、このような制度を利用してみるのもどうでしょうか?

厚生労働省のセルフメディケーションに関するホームページです。

以下のリンクがOTC医薬品の用途ごとの記事のリンクになります。

    コメント