人生に正解はない!これから大学受験に取り組む皆さんへ

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人生

こんにちは! 薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代から始まった3歳になる娘の子育てについて書いています。

年が明けて、今年ももうすぐ大学入学共通テストが始まり、大学入試のシーズンになりました。現在進学のために大学受験の勉強をしている人たちにお伝えしたいことがあります。それは受験は確かに人生の方向性の一部は決めますが、すべてが決まってしまうわけではないということです。受験は人生の一通過点にすぎないのです。

将来一流企業に就職したい、芸術やスポーツで有名な学校に入りたい、という夢のために志望校を決めて合格できるように努力することは重要です。今は志望校に合格するように一生懸命努力し、第一志望に合格してもしなくても受験が終わって進学したら読者の皆さん一人一人の長い人生、50年以上をどのように過ごしていくのか、を考える時間を作って欲しいのです。

受験生時代を振り返って

私takoPも第一志望に合格できなかったため、当時は他の大学に入学し、大学に通いながら引き続き受験勉強をすることになりました。いわゆる仮面浪人といわれるものですが、周りが大学生活を楽しんでいる中、受験へのモチベーションを保つのは難しかったです。再受験も失敗、元の学校も留年になってしまうというリスクもあります。その時は私もこの学校では絶対だめだと思って再受験しようと考えていましたが、薬剤師の狭い世界ではなく、普通のサラリーマンとして生きていくことになるので、どんなところに就職しているかも含めてあのまま卒業していたらまた違う人生があったのだろうなと思います。

結局再受験して薬学部に行くことになるので、そこで受験していなければ今はないわけです。薬剤師のようにその学校学部に行くことが国家資格を取る必要条件になっている学校でなければ再受験までする必要はないのかもしれません。

結果的には私にとっては進路変更してよかったと思っていますが、時代が違えば進路変更しない方が良かったと思うかもしれません。なぜなら、私が働いてきた約20年は院外処方が拡大し、国の政策も院外処方を促進し、調剤薬局が儲かるような政策が続いてきた時代でしたが、これからは調剤薬局の儲けは抑えられ、従業員の収入も抑えられる傾向になるでしょう。近い将来、規制が緩和され、amazonや楽天のような通販業者が薬局事業に参入し、我々は画面越しに患者さんに服薬指導(+薬の配送)するのが仕事になるでしょうし、処方箋1枚あたりの料金は今より安く抑えられることが予想されます。

今思うこと

40代になり、人生の折り返し地点を過ぎたであろうくらいの私も自分の人生を振り返れば、最近10年、20年でいろいろな「当たり前」が当たり前でなくなっていることがあるのです。これからはその変化を完全に予想することは不可能でも多少の変化には対応していく柔軟さが必要になってくると考えられると思います。。

読者の皆さんが志望校に合格できるように心からお祈りしております。

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