おすすめしたい結婚の本「結婚のずっと前」

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結婚

こんにちは。薬剤師のタコP🐙です。お薬のお話と40代からの子育てについて書いています。

私は30代半ばで結婚し、現在夫婦2人共40代で6カ月の娘を育てています。結婚するまで知らなかったこと、娘が生まれてから知ったこと、結構色々あり、男だから知らなくて当然という時代でもないのに誰かが教えてくれていたなら、ここまで苦労しなかったと本当に思います。

この記事で少し現実的な事を書いたかなと思い、今日は、「結婚っていい」って思える一冊の本を紹介したいと思います。

「結婚のずっと前」(坂之上洋子著 野寺治孝写真)という本、妻の本棚にずっと置いてあって気になっていました。私も独身の時に「婚活男のたしなみ~」みたいなハウツー本を何冊か読みましたが、新婚当初の妻に言わせると「本当に読んで勉強してたの?」でした。

この本は、私が読んでいたようなハウツー本ではなく、写真集や絵本といった感じでとても読みやすく、静かなカフェでゆっくり読みたいイメージです。きれいな写真が沢山あるのでどちらかいうと女性向けのようですが、中に書かれている文字は心に響くものばかりで、結婚はまだ先と思っている人も、これから結婚する人も、少し前に結婚した人も、それからだいぶ前に結婚した人も、なるほどなぁ…と思えると思います。

男女の縁は、人の力で何とかなるものではなく、現に私の周りでも何組かいるのですが、一度離婚した相手とまた再婚する人っていますよね。目に見えない縁の力ってほんとにあるんですかね。

2011年と少し古い本になるのですが、全く古さは感じず、むしろ新鮮です。写真家さんは同じ方で2014年に「結婚へつづく道」(石井ゆかり著 野寺治孝写真)という本も出版されています。

少しずつ色んなカップルの形が認められつつあり、令和からこの先、どんな時代に変わっていくのか楽しみでもありますが、ソーシャルディスタンスなどと言われる中、やっぱり一緒に人生を歩める人がいるっていいと思うんです。だけど、結婚する前にこういう自分で自分を何とかできる力ってあったほうがきっと結婚生活もうまくいくのではないかなあと思います。

本当に自分にぴったりくる相手に出会うには違うのかなと思う人とちゃんと別れなくちゃいけない どんなにひとりが寂しくてもちゃんと別れる だって本当の(縁)は中途半端な人のとこになかなかやってこないから

相手が落ちそうになったら二人で落ちちゃいけない 落ちるなら一人で落ちてもらう 私はここで待ってるから ここに上がってきて 自分の力で上がってきてって 言うのよ

だいじょうぶ だいじょうぶ ちゃんと幸せになれる 絶対幸せになれる だいじょうぶだよ

この本が出版された2011年は東日本大震災の起こった年でした。震災があってから人々の絆が見直され、結婚しようとする人が増えたといわれています。震災で多くの人命や財産が失われ、それでも立ち直るのにこの本によって励まされていた人もいたであろうと想像できます。今年世界規模の天災ともいえる新興感染症によって生活に多くの不便をきたしている状況で、この本がまた見直され勇気づけてくれるものと思いました。

こういう時代だからこそ、言葉からもらえる栄養って大事なのではないでしょうか。結婚や恋愛に限らず、「前が見えない暗闇の中で自分のことしか見えない、そんな自分がまた嫌になる」この繰り返しを皆が皆、何度も痛感した一年でした。一日でも早く、平穏な世の中に戻りますように。そして自由に恋愛や結婚を楽しめる世の中になるよう、願いたいです。

皆さんの意見がありましたら、お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。

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